脳神経外科
脳神経外科
脳神経外科の受診というと大変な事態を想定される方もが多いですが、実際には、よくある日常的な症状や出来事、気付きなどが診察のきっかけとなります。たとえば頭痛や吐き気、「転倒して頭を強打してしまった」「何となく喋りづらい感じがする」「家族が話していることが聞き取りづらい」など、ふとした日常の中で起こり得ることです。また、しびれ、ふらつき、意識障害、けいれん、顔や手足の動きが悪い、などもよくみられる症状で、これらの原因は様々であり、同じ症状でも病気や病態がまったく異なります。このような症状が急に現れたとき、一人で不安を抱えたり悩んだりせず、まずはきちんと医療機関で診察してもらうことが大切です。
脳神経外科は、脳・脊髄・神経を専門とする診療科です。脳卒中などの脳血管障害(くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞等)、脳腫瘍、頭部外傷、認知症、大脳の仕組みに関する症状を対象に、最新の検査機器を用いて脳神経系の病気の早期発見、早期治療に取り組んでいます。急にろれつが回らなくなった、片方の手足が動きにくくなったという症状は、脳血管障害などが原因で起こることがあります。このような症状があれば、お早めの受診をおすすめします。また、しつこい頭痛やもの忘れのご相談、気になる症状があるけれど、何科を受診して良いか分からないといった場合も、お気軽にご来院ください。
脳の病気は早期発見、早期治療が重要です。下記のような症状がある場合は、お早めにご相談ください。