脱力・力が入らない|鎌倉脳神経MRIクリニック|鎌倉の脳神経外科・MRI検査

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脱力・力が入らない

脱力・力が入らない|鎌倉脳神経MRIクリニック|鎌倉の脳神経外科・MRI検査

脱力・力が入らない

脱力・力が入らない

普段やらないことで手足を使いすぎてしまうと、疲れてしまい一時的に力が入らなくなることがあります。この場合、休息をとり筋肉を回復することで、また物をつかんだり歩いたりすることができるようになります。しかし疲れているわけではないのに、手足に力が入らなくなるときは、脳、脊髄、末梢神経など、筋肉に指令を送る神経系に異常が生じている可能性があります。また筋肉そのものの異常というケースもあります。当院では、脳に加えて、脊髄、末梢神経等の神経系についても診察します。脳に異常がない場合でも、さらに原因を追究することで、適切な治療へとつなげます。

下記のような症状が頻繁に現れる場合は、筋肉や神経の障害が関係していることがあります。

  • 食事の際に箸を落としてしまう
  • 立ち上がろうとしても思うように身体が動かない
  • 歩いているときによくつまずく

「脱力感・力が入らない」症状とは

手に力が入らない

手に力が入らなくなると、食事の際に箸をうまく握れず落としたり、手・腕に力が入らす物を落としたりします。また、腕がだるく感じる、一時的に手に力が入らなくなる、片手だけ力が入らなくなる、字が書けなくなるなどの症状が現れることもあります。疲れているわけでもないのに、このような症状がある場合には、筋肉や神経に何かの障害が出ている可能性が考えられます。

足に力が入らない

太ももやふくらはぎなど足に力が入らなくなってしまう場合は、歩きにくさや痛みを伴うことが多く、また、立ち上がること自体が困難になってしまうこともあります。激しい運動のあとであれば、一時的にこのような症状が出ることがありますが、そうでない場合は筋肉や神経の障害が原因となっている可能性があります。

急な症状の出現には要注意

とくに、急に半身の手足の動きが悪くなり、ろれつが回らなくなるといった症状を伴う場合は脳血管障害(脳卒中)の可能性があるので早急に受診してください。
なお、脳卒中以外に考えられる原因としては以下が挙げられます。

  • 周期性四肢麻痺
  • ギラン・バレー症候群
  • 重症筋無力症
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 末梢神経障害など

「脱力感・力が入らない」のメカニズムや特徴は多様で、考えられる病気も年齢や持病歴によって様々です。症状が重い場合や症状が続く際には、お早めにご相談ください。早めの治療やリハビリテーションによって後遺症も少なく済む可能性があります。

治療の流れ

診察

1. 診察

  • 問診:どこに力が入りづらいか、脱力に伴う症状、脱力前に普段と違う症状はなかったか、など。現在の症状、治療中のご病気、過去のご病気等について伺います。
  • 状態に合わせて頭・首・腰などの検査をご案内いたします。

検査

2. 検査(頭部MR検査・採血など)

  • 頭部MRI/A:脳梗塞・脳出血や脳腫瘍などないか。 頸動脈や頭蓋内動脈の狭窄や閉塞がないか、をお調べします。
  • 頚椎MRI/腰椎MRI:椎間板ヘルニアなど、脊髄や神経を圧迫するものがないか。
  • 採血検査:必要に応じて行います。

説明

3. 診断・結果説明

  • MR・採血の結果をもとに総合診断・治療方針の決定、今後の服薬指導や生活指導も含めて“寄り添う治療”をご提案します。末梢神経障害などが疑われる場合は当院神経内科医師による診察を案内します。
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