【無呼吸症候群】
- 2023年6月15日
- 無呼吸症候群
「睡眠時無呼吸症候群」
「いびきをかく」「日中眠くなる」「朝方の頭痛や身体のだるさがある」こういった症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
これらの症状、実は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の症状の一つなのです。
平成15年には新幹線運転士が運転中に居眠り状態になり、その後の医学的精密検査の結果、当該運転士が睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断がついたニュースがありました。
睡眠時無呼吸症候群は、いびきを特徴とし、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気で、舌がのどの奥に落ち込み気道をふさいでしまうのが主な原因です。
🔆睡眠時無呼吸になりやすい人って?
・肥満 ・顎が小さい ・舌が大きい ・扁桃肥大 ・鼻中隔湾曲症
・多量飲酒 ・睡眠薬の使用 など
⚠️こんな症状には注意⚠️
・起床時の頭痛 ・のどの渇き
・疲れがとれない ・大きないびき
・夜トイレに起きる ・血圧が高い
・昼間の強い眠気 など
🔆このような症状をそのままにしていると…
・脳卒中 ・心筋梗塞 ・認知症 ・眠気による交通事故
・動脈硬化 ・うつ など
呼吸が止まると身体は酸欠状態となります。そのため、脳や心臓に大きな負担がかかり命に関わる病気を合併するリスクが高まります。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査は自宅でも行え、その後精密検査が必要な場合は、自宅・専門医療機関での入院検査が選択できます。
検査結果をもとに、患者様とご相談して治療方針(CPAPやマウスピースなど)を決定致しますので、このような症状でお悩みの方はお気軽にご受診ください。